2007/03/23

新聞記事

皆様、

先日の記者会見の記事が日経新聞に掲載されましたので、そのNET版を下記にリンクします。

http://www.nikkei.co.jp/kansai/culture/39014.html

2007/03/21

《音楽を「考える」》ちくまプリマー新書

皆様、

5月26日の「トランスミュージック2007」の公演に先立つことの5月初旬には、ちくまプリマー新書から《音楽を「考える」》というタイトルの茂木健一郎・江村哲二の共著が発刊されます。この公演ならびにこの新作のために行われた茂木と江村の数回に渡る対談から起こしたものです。二人の出会いから、音楽、芸術、科学、文化、日本、世界、生命哲学にまで至る、二人の熱い対話がぎっしりと詰まっております。

乞うご期待!

http://www.e-hon.ne.jp/
http://books.yahoo.co.jp/

2007/03/11

動線の確認

記者会見に先立って,現場のいずみホールにて,茂木さんの動線の確認を行う。

茂木さんに書いて頂いた英詩を,茂木さん自身の朗読によって進行するこの新作。茂木さんはステージ上に居るだけでなく,ホール内を神出鬼没に移動し,そこで詩の朗読を行う。

朗読とオーケストラのためのこの作品は,伝統的な協奏曲(Concerto)の形態ではあるが,それは協奏,競奏ではなく「共創」Co-creationという概念を導入しようと思っている。それは武満さんの《ノヴェンバー・ステップス》という名作にそのヒントを頂いている。

つまり両者は協奏するわけでもなく競奏するわけでもなく並列して存在しているのだ。頂いた英詩を複数に分割し,管弦楽の中に楔(wedge)のようにそれが切り込んでいく。それも生々しい作家自身の肉声によってだ。

茂木さんがステージの背後を移動している間はオーケストラが演奏しているわけであるが,ストップウォッチを持って,構想した移動経路を実際に歩いてみる。

息切れしない程度にかつその位置に着いて心のゆとりを持つことができるように,かつ指揮者からのキューを上手く捉える事ができるように,加えて,暗い中で朗読のための照明はどうするか,ピンスポットを使うのか,ステマネとどのように連携させるか,なんて考えなければならないことがたくさんあって,どんどんワクワク楽しくなっていく自分に気が付く。このところずっと部屋に籠って五線紙と対峙していたから,やっぱり現場に来るととても嬉しいのだ。

一通り済ませて記者会見会場のホテルへ向かう。指揮の齋藤一郎さんも到着。筑摩書房の伊藤笑子さんも来て下さる。新幹線の時刻を聞いていなかった茂木さんを心配するが,開始予定時刻前にはきちんと到着。

多くの新聞記者さんの前で,茂木さんとの出会いや今回のコラボレーションについて詳しくお話する。茂木さんも私の作品のことや私自身のことそして創造ということ対する「気合い」についてお話して下さった。質疑も多くあって,フォトセッションをやって,とてもいい雰囲気で無事終了。

2007/03/10

記者会見:トランスミュージック2007

2007年3月9日13時より,ホテル阪急インターナショナル5階「南天の間」におきまして,サントリー音楽財団およびサントリー株式会社大阪広報部の主催にて,「トランスミュージック 対話する作曲家 江村哲二 〜脳科学者 茂木健一郎を迎えて」の記者会見が行われました。

サントリー・ニュースリリース
http://www.suntory.co.jp/news/2007/9732.html

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日時:2007年5月26日(土)開演15時
会場:いずみホール(大阪)

曲目:第1部 江村哲二と茂木健一郎によるトーク
   第2部 コンサート

 武満 徹:ノスタルジア 〜アンドレイ・タルコフスキーの追憶に〜 (1987)
 江村哲二:ハープ協奏曲 (1997)
 江村哲二:可能無限への頌詩,語りとオーケストラのための
      〜茂木健一郎の英詩による〜 (2007) 新作初演

出演:齋藤一郎(指揮)
   篠崎和子(ハープ)
   大谷玲子(ヴァイオリン)
   茂木健一郎(朗読)
   大阪センチュリー交響楽団

主催:サントリー音楽財団
協賛:サントリー株式会社
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