2007/05/19

いよいよです!

transmusic2007を来週末に控え、拙作《ハープ協奏曲》の独奏パートの練習立ち会いに、ハーピスト篠﨑和子さんのお宅へ。

篠﨑和子さんは日本を代表するハーピスト篠﨑史子さんのお嬢様。ご自宅にお伺いするのは実は初めて。

私はハープという楽器をこよなく愛している。母子でハーピストというご家庭のお家に行くというだけでワクワク。

誠に失礼ながらお部屋に案内されてからも、しばしその華麗な雰囲気に酔い、そしてきょろきょろとしてしまう。お母様は宮崎に行かれていてお留守。

このハープ協奏曲、しらかわホールの委嘱で1997年に作曲され、同年に初演された作品。

初演の独奏は篠﨑史子さんと並んでもうひとり日本を代表するハーピストの木村茉莉さん。

ハープという楽器の可能性を追求すべく木村茉莉さんへの挑戦状として書かれた、全曲に渡ってハープの超絶技巧に彩られた作品である。

オーケストラは2管から成る小さめの編成であるから、今回のコンサートのオーケストラ、大阪センチュリー交響楽団にもジャスト・フィット。

もちろん練習立ち会いは何事もなく終了。その超絶技巧のソロ・パートを、全てさらりと弾きこなして下さっていた。師でもあるお母様は当日ゲネプロにも来て下さるとのこと。

場所を新宿に移し、指揮の齊藤一郎さん、英詩朗読の茂木健一郎さんと新作《可能無限への頌詩》の打ち合わせ。

モノドラマのような作品に仕上がったこの新曲。世界初演ということもあり、事前にネタバレとなってしまってはつまらないので、多くは書かないでおこう。

とにかく茂木さんが大活躍。ゲストとして招いたというより、この作品においては茂木さんが主人公である。おかげさまでチケットの売れ行きも順調。乞うご期待!

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